医療事務(医療事務管理士)について
医科と歯科で別れていますが、各種医療保険の取り扱いなどを管理するのが
医療事務の仕事です。
医師の書いたカルテをもとに、法規に基づいて点数化して、
診療報酬明細書(病院で支払いをしたときにもらう明細書)を作成します。
それを、保険利用者が加入する国や地方自治体、
保険組合に提出することが主な仕事です。
医療事務管理士を目指すなら医科・歯科とも次のいずれかに該当すれば受験出来ます。
(1)日本医療事務センターの医療事務講座を修了した者
(2)専門学校または各種学校において、医療関係専門学科の所定科目を履修した者
(3)医療機関にあって2年以上医療事務に従事している者
(4)その他、前記に掲げる者と同等以上の技能・知識があると認められた者
試験は学科と実技(診療報酬明細書の作成)。
資格取得後は、病院や診療所などで医療保険の点数計算ほか医療事務全般を担当します。
医療事務ときくと、あなたはどんなイメージをお持ちでしょうか?
病院の受付のこと?お会計をすること?
色々と浮かぶかと思いますが、医療事務とは、おもに医療費の計算のことを指します。
医療費とは、あなたが病院に行った時にかかる(払う)料金のことですが、この料金がどのように計算されているかご存知ですか?
実は、医療費は、点数で表されているのです。
例えば、初めて来院したら初診料として何点、薬をもらったら何点、注射をしたら何点、といったように。
その点数は、国で統一されたものなので、県をまたいだとしてもある病院ではこの点数なのに、別の病院だと何点、ということはありません。
そして、その点数は1点が10円で計算されます。
つまり、例えばある注射をして、その点数が10点だとしたら、10点×10円=100円ということになります。
ですが、あなたはこの100円を全額払うわけではありません。
なぜならあなたは保険に入っている(保険料を支払っている)からです。その証明書が「保険証」ですね。
ですから、病院にいって保険証を見せると、保険が利いて実際の額の一部のみ払うことになるわけです。
今はほとんどの方が3割負担なので、3割負担の例でご説明しますね。
全額が100円なので、あなたは30円を払うことになり、あとの70円は保険から支払われることになります。
つまり、病院はその70円を保険元に請求しなければならないことになるのです。
もちろん、「請求書」という形で。
この請求書を「診療報酬明細書(しんりょうほうしゅうめいさいしょ)」といい、「レセプト」と呼ばれています。
そう、この請求書=レセプトを作る仕事、これが医療事務員さんの一番専門的な仕事なのです。
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